助産師かよの海外生活〜豪州より一時帰国中〜

オーストラリアでワーホリをしていた助産師のブログです!

【新型コロナウイルス】妊婦さんや赤ちゃんへの影響は?

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新型コロナウイルスの影響でシドニーから帰国しました、助産師かよです。

世界中で新型コロナウイルスが猛威をふるっていて、日本でも感染者がどんどん増えています。緊急事態宣言が出て、外出自粛の声が大きくなりましたが、感染者が減っていくのにはもう少し時間がかかります。

さて前回、3月末に【新型コロナウイルス】妊婦さんが新型コロナウイルスになったら?赤ちゃんへの影響は?と妊婦さん向けの情報をまとめましたが、日々情報が更新されているので、新しくまとめました。

妊娠している人や胎児への影響 

最も妊婦さんが心配することかもしれませんが、新型コロナウイルスは2019年12月以降に問題となっていて、最近、世界中で妊婦さんのコロナウイルス患者さんも増えてきました。

● 妊娠初期・中期の流早産の可能性は高くないと考えられています。

● 新型コロナウイルスでの報告はありませんが、風邪などで妊娠初期に高熱が出ると先天異常の可能性があると言われています。

● 産後に新型コロナウルスが分かった新生児が数例報告されていますが、出産前に感染したのか、出産後に感染したのかは不明です。

● 新型コロナウイルスは、羊水、母乳、またはその他の母親の検体からは検出されていません。

● 残念ながら、イランで新型コロナウイルスによって母子の死亡例が報告(注1)されました。 

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は母子感染や母乳育児ついて書いています。(英語です)Pregnancy and Breastfeeding | CDC

この記事に日本語訳されたものが載っています。妊娠中に新型コロナに感染するとどうなる? 最新のエビデンスと注意すべきポイント(忽那賢志) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

妊婦さんの労働環境

オーストラリアから出国するときに、パスポートのチェックする女性がもう臨月が近いんじゃないかというほどお腹の大きい妊婦さんでした。オーストラリアでも妊婦さんは働いているようです。

日本では、上司に相談してお休みになった方や在宅ワークになった方、会社に通わなければならない方などさまざまです。

厚生労働省は職場における新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた妊娠中の女性労働者等への配慮について要請を出していますが、対応できる会社と残念ながらそうではない会社とあるようです。

 

症状が出たときの相談のタイミング

厚生労働省は、一般的に妊娠中に肺炎を起こした場合、妊娠していない時に比べて重症化する可能性があるため

  1. 風邪の症状や37.5度以上の発熱が2日以上続く場合
  2. 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合

病院受院の前に、最寄りの保健所などに設置される「帰国者・接触者相談センター」に問い合わせるようにとしています。

www.mhlw.go.jp

 

「体重計に乗るのがこわい」とお悩みの妊婦さんに【ゆるやか習慣】

 

厚生労働省から妊婦さんへ

これを読むと簡潔に書いてあります。サイトはこちら→妊婦の方々向けへのリーフレット

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コロナウイルスにならないためにできること

全ての方に当てはまることですが、予防が最も大切です。

手洗いを徹底する。

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  1. 外出先からの帰宅後やトイレに入った後、食事前や調理の前後など、こまめに流水と石鹸で手洗いをしましょう。(20秒程度洗うようにしましょう。)
  2. たくさんの人が触る場所、例えばエスカレーターの手すりや電車のつり革、ドアノブなどを触れた後、すぐに手洗いができないときは、アルコール消毒をするようにしましょう。(コロナウイルスは70%以上、市販の手指消毒用アルコールに弱いことがわかっています。)
  3. 爪は短く整えておきましょう。

 

不要な外出を避ける

  1. 多くの人が集まる場所には行かないようにしましょう。 特に、屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況は避けましょう。
  2. 咳や発熱など風邪の症状がある人との接触は避けましょう。
  3. 家族に買い物が頼めない場合は、宅配を利用するのもひとつです。産後もしばらくは外に出ることが難しいので、妊娠中に使っておいてもいいかもしれません。

 

マスクをしましょう

ここで注意して欲しいのは、WHOは「予防目的でマスクを着用する必要はない」としています。マスクをすることによる予防効果はありませんが、人混みに行く際には、マスクを装着することが望ましいです。

  1. マスクは使い捨てで1日数回交換しましょう。再使用はしないでください。
  2. マスクをする際は口、鼻をしっかり覆いましょう。
  3. マスクを外すときは、マスク自体には触れず、マスクのゴムやひもをつまんで外しましょう。

 

注意してほしいこと

  1. 現時点ではコロナウイルスに対する薬や予防接種はありません。
  2. 換気の悪い密閉空間、人が密集している、近距離での会話や発生が行われる場所は避けましょう。
  3. WHOからの一般的な注意として「生あるいは加熱不十分な動物の肉・肉製品の消費を避けること、それらの取り扱い・調理の際には注意すること」とされています。コロナウイルスは熱(70度以上で一定時間)に弱いことがわかっています。しっかり加熱したものを食べるようにしましょう。

より詳しい予防に関しての情報は新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)|厚生労働省の問13から書いてあります。 

 

まとめ

過度の心配やパニックにならないために予防方法を知っておくこと、また、症状が出て心配になったときの対処法を知っておくことが大切です。

緊急事態宣言が出て、自粛を呼びかけているなか、江ノ島に多くの人が行っている現状を目の当たりにして、がっかりしました。

外出自粛することで、自分も家族もみんなを守ることができます。

いま我慢することで早いうちに終息に向かうことができます。妊婦さんもそのご家族も不要不急の外出を控えて、赤ちゃんを迎える準備をしてくださいね!

 

参照サイト 

すでに本文中に載せているものもありますが、参照したサイト一覧をまとめています。

【厚生労働省】

新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)

国民の皆さまへ 関連情報(新型コロナウイルス感染症)

妊婦の方々向けへのリーフレット

【日本産婦人科感染症学会】

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症について、妊娠中ならびに妊娠を希望される方へ

【その他】

妊娠中に新型コロナに感染するとどうなる? 最新のエビデンスと注意すべきポイント(忽那賢志) - 個人 - Yahoo!ニュース

(注1)Mortality of a pregnant patient diagnosed with COVID-19: A case report with clinical, radiological, and histopathological findings. - PubMed - NCBI

 

 

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